第一回スクーリング/交流会企画中
次代のプロ作家を育てるオンラインサロン『「私」物語化計画』では、第一回となるスクーリング/交流会を予定しています。 仮日程:11月中旬、土日の夕方〜夜にかけて 開催エリア:新宿〜渋谷周辺を予定 スクーリング:山川健一によ […]
次代のプロ作家を育てるオンラインサロン
『「私」物語化計画』開講
『「私」物語化計画』は、小説家として数多くの著作・受賞歴を持ち、大学教授として、編集長として、数々の新人を育てデビューさせてきた山川健一が、独自のメソッドで次のプロ作家を育てるオンラインサロンです。
オンライン上でさまざまな人が集い、テーマや目標を共有し、講義や課題に取り組むための仕組みです。スマートホン、パソコン、いずれもWebブラウザ(Facebookアプリ)で参加できます。
『「私」物語化計画』ではFacebookグループを活用し、山川健一の講義を中心にさまざまな課題や教材に取り組み、各地でのセミナー、交流会も開催します。
オンラインサロン『「私」物語化計画』では、広く参加者を募集しています。
『深い謎に包まれた最大の物語である「私」』を知り、物語、小説、映画、ゲームなどの基本構造を学び、作品を立体的に深く理解できるようになることで作家への第一歩となる「基礎コース」。
プロの作家としてデビューすることを最大の目的とし、6カ月を1クールとして課題に取り組み、山川健一とプロの文芸編集者が直接原稿に赤字を入れ添削することで、さまざまな新人賞の最終候補にのこるレベルを目標とする「実践コース」。
『腰を据えてじっくり小説という名の獲物を追いつめていける人との出会いを待っています』という“山川健一からのメッセージ”をご覧ください。
山川健一からのメッセージ
アメーバブックスの編集長として8年、東北芸術工科大学文芸学科の学科長、教授として8年、その前にはロック雑誌『ルーディーズ・クラブ』の編集長も10年やった。
こうした仕事の中で数十人の新人のデビューをサポートしてきた。なぜそんなことをしてきたのか? それは、人間が1人で出来ることなど高が知れていると思っているからだ。ぼくが1人で書ける小説など量的にも質的にも限られているという意味だ。
文学はリレーの上に成立している。”Come Together”という曲の中でジョン・レノンは「いっしょに行こうぜ、俺を超えて行けよ」と歌った。ぼくもそういう気持ちなのだ。
オンラインサロンはインターネット上の学校でありサークルだ。大学の文芸学科とちがって卒業する必要さえない。実は、ここが素晴らしいとぼくは思っている。期間限定では、やはり無理なことが多い。
ぼくは23歳でデビューして、65歳の今も小説を書いているが、まったく飽きることがない。小説を書くということは男子一生の、そしてもちろん女子一生の仕事になり得るのだと信じている。
腰を据えてじっくり小説という名の獲物を追いつめていける人との出会いを待っています。
いわゆるオフ会もやり、ぼくがこれまでに身につけた文学のすべてを、たまにはロックライクに生きる方法を、お伝えしたいと思っている。
2018年9月9日 山川健一